理不尽なトラブルで傷つき、自分の居場所まで失ってしまった子がいました。

進路について話し合う場でも、重たい沈黙が流れました。

そんな中で代表コバキヨが口にしたのが、

「これも本人の財産にしていきましょう」

という言葉でした。

もちろん、つらかった出来事を無理に「良い経験だった」と考える必要はありません。

傷ついたことまで肯定する必要もありません。

それでも、過去に起きた出来事と一緒に、その子自身の未来まで否定しなくていい。

苦しかった経験が、いつか誰かの痛みを理解する力になるかもしれません。自分を守るための力になるかもしれません。

イノチカは、過去をなかったことにして人生を作り直す場所ではありません。

その子が抱えてきたものも大切にしながら、安心できる居場所や必要な学習支援を通じて、一緒に「これから」を考えていきます。


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